興行収入71億円、2006年度の邦画実写映画でNo.1に輝いた『LIMIT OF LOVE 海猿』。
あれから2年。
羽住英一郎監督の最新作、『銀色のシーズン』が遂にベールを脱いだ。
企画構想から約4年。
日本全国のスキー場をロケハンし、地元に生活する様々な人々の話を聞いて歩くという、
地道な取材活動によって制作された、完全オリジナル作品です。
「スキー映画」の再来として、『私をスキーに連れてって』(86')と比較されるこの作品ですが、
決して「スキー映画」ではなく、あくまでも雪山を舞台に青春群像を描いた作品です。
作品で描かれる「雪山のバカ3人組"雪猿"」は普段は自由奔放に生活をし、時には当たり屋を
演じたり、賭けレースに興じたり・・・と、周囲もあきれるほど「やんちゃ」な一面をもっていますが、
各々が過去の挫折や葛藤から苦悩を抱え、一生懸命生きています。
「夢をあきらめたことや、目標に対して途中で投げ出した経験はありませんか?」
この作品は出会いを通じて、挫折や葛藤から止まってしまった心の時間が再び動き出す、
もう一歩前に踏み出す勇気と爽快感を与えてくれます。
是非、この作品をご覧になって、自分なりの「何か」を感じ取って下さい!
『No guts, No glory. Go for it!』(「根性なしに、栄光なし。行ってみろ!」)の合言葉のもと、
過酷な雪山での撮影に身を投じた撮影隊。
期待と不安の中、撮影隊を待っていたのは、どうすることも出来ない「暖冬」の影響。
撮影開始当初は、降り止まぬ雪に、突然変わる天候に悩まされ、本格的なシーズンを迎えると
今度は雪が降らないという、苦悩の日々を過ごさざるを得なかった。
特に撮影が行われた06'-07'シーズンの白馬は、観測史上2番目となる高温(平均気温)が続き、
その影響を受けたスキー場がシーズン半ばにして次々と閉鎖に追い込まれる厳しい状況。
その状況下で連日行われた撮影は、まず「雪盛り」という現場に雪を敷き詰める=雪を演出する
準備作業から始めなければならなかった。監督以下、スタッフが総出となり、撮影が可能な状況
を作り、そこからリハーサル、(カメラ)テスト、本番という、通常の何倍もの労力を要した。
また急激な天候の変化に、撮影を急遽変更したり、「天気待ち」という待機時間も余儀なくされた。
こうして2006年12月にクランクインした撮影は、予定から大きく遅れ、2007年4月にクランクアップ。
当初は白馬で迎えるはずだったクランクアップが、その後、北海道のニセコで迎えることになった。
まさに困難を極めた撮影となった。